作曲家

梅雨の憂うつを吹き飛ばす、ラヴェルの「水の戯れ」

雨の多い季節になりました。いよいよ梅雨ですね。じめじめ蒸し暑くて、洗濯物も乾かない、ちょっと憂鬱な季節です。でも今日は、そんな気分をふきとばすような、きらきらした音楽をご紹介します。ラヴェルの「水の戯れ」。聴いたことあるでしょうか。→こちら...
作曲家

私がブルグミュラーから学んだこと 練習曲に宿る優しさと表現力

ブルグミュラーって、どんな人?ブルグミュラーという作曲家をご存じですか?ピアノを習ったことがある方なら、きっと一度は名前を聞いたことがあるかもしれません。『25の練習曲』や『18の練習曲』といった、ピアノ学習の定番ともいえる曲集を書いた人で...
日々のこと

90歳の歌声に教えられたこと

先日、少人数の合唱グループで、人前で歌う機会がありました。懐かしい唱歌やアカペラの合唱を披露したのですが、聴いてくださる方の中には「歌が大好き!」という方がいて、その姿を見ていると、こちらまで幸せな気持ちになりました。知っている歌のときは、...
作曲家

「赤とんぼ」に込められた思い──山田耕筰と懐かしい風景

♪ 夕焼け小焼けの 赤とんぼ負われて見たのは いつの日か ♪この「赤とんぼ」を聴くと、胸の奥に夕方の静かな風が吹くような気がします。でも、この歌に描かれているのは、現代の子どもたちにとっては少し遠い昔の風景です。“負われて見た”という表現。...
音楽

鳥の声、そして楽器の日

今日も粛々とゴミ出しに行ってきました。今回は、前回やっておけばよかったと思っていた「鳥の鳴き声の録音」ができました。朝から、いい声が聴けて嬉しかったです。通勤途中には、真っ白な鷺が大きな翼を広げて、車の前を横切っていきました。なんだか、いい...
ピアノ

コツコツ練習が、いちばんの近道

午後はずっとピアノを弾いていました。というのも、弾けるようになりたい曲ができたのです。ところがこの曲、音の変化が細かく、転調も多いため、なかなか手こずっています。特に悩ましいのが、ミスタッチがなかなか減らないこと。まずは音を正確に確認しなが...
ピアノ

「“うまく弾く”より大切なこと」——忘れたくない、曲を選んだその理由

毎日夕飯のメニューを考えるみたいに、毎日ブログのテーマを考えています。昨日はシューベルトの激しい歌曲の話だったので、今日はちょっと違う視点で書いてみますね。ピアノを練習していると、「もっと上手にならなきゃ」と思うことがたくさんあります。ミス...
音楽

シューベルト「糸車によるグレートヒェン」――初めて出会ったドイツ歌曲

今日は、私が大学時代に歌った思い出の一曲、シューベルトの歌曲「糸車によるグレートヒェン(Gretchen am Spinnrade)」をご紹介します。この曲は、作曲家フランツ・シューベルトが17歳のときに書いた作品で、ドイツの詩人ゲーテの有...
音楽

童謡の中の物語

6月といえば、雨。この季節にふと思い浮かんだのが、「あめふりくまのこ」です。物語になっていて、かわいくて楽しい曲ですよね。まるで絵本をめくっているような気持ちになります。雨の中、くまのこが川の水をじっと見つめて、さかながいるかどうかをのぞき...
日々のこと

【5月の振り返り】娘との再会とインドネシア旅行の準備|季節の変わり目に思うこと

今日で5月もおしまいですね。みなさんにとって、どんな5月だったでしょうか?私はというと、車の点検をしてタイヤを交換したり、5時間かけて娘のところまで車で出かけたり、ピアノ伴奏を頼まれたり、久しぶりに電車に乗って出かけたり、合唱団のお楽しみ会...
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