90歳の歌声に教えられたこと

日々のこと

先日、少人数の合唱グループで、人前で歌う機会がありました。

懐かしい唱歌やアカペラの合唱を披露したのですが、聴いてくださる方の中には「歌が大好き!」という方がいて、その姿を見ていると、こちらまで幸せな気持ちになりました。
知っている歌のときは、大きな声で一緒に歌ってくださり、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。

90歳を超える方もたくさんいらっしゃいましたが、皆さんの歌声や笑顔から、私たちが逆に元気をもらいました。

 

そこで私は考えました。

私もいつか、80歳、90歳になったとき、何をしているだろう?
今と同じように、音楽と共に過ごしているだろうか?

正直なところ、今でも「隠居したいなぁ」なんて思うこともあるのですが、音楽への情熱だけは自分でも驚くほどです。
だから、きっとその時も歌っているような気がします。

でも、もしかしたら、家から出ずに静かに暮らしているかもしれません。
もしそうなったとして、もし、どこからか歌を聴かせに来てくれる人がいたら。

きっと、その歌声に私は幸せを感じるでしょう。

 

そんなことを考えた、心温まる一日でした。

 

 

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