「歌うのは好きだけど、音痴で恥ずかしい…」
そんなふうに思っている人は、意外と多いのではないでしょうか。
実は私の息子もその一人。歌うことは大好きなのに、音程がずれてしまうタイプでした。
でも「ちょっとした工夫」を実践するうちに、少しずつ改善が見られました。
今回はその経験をもとに、歌が下手だと思っている人でも取り入れやすい「小さな一歩」をご紹介します。
まずは歌を「集中して聴く」
当たり前のようですが、意外とできていないのが「歌をしっかり聴くこと」。
ながら聴きでは脳にメロディがしっかり残りません。
脳科学的にも、複数のことを同時に処理していると、音程やリズムの記憶が曖昧になってしまいます。
だからこそ、歌と一対一で向き合って聴くことが大切です。
歌詞を目で追いながら聴いたり、同じ部分を繰り返し聴いたりするだけでも違います。
練習にはサブスク音楽サービスが便利
例えば YouTube Music や Apple Music 、 Spotify なら、リピート再生や歌詞表示機能を活用できます。
喉周りをリラックスさせる
「音は分かっているのに違う声が出てしまう…」
そんなときは、喉の周りの筋肉がうまく動いていない可能性があります。
声は声帯だけでなく、その周囲の筋肉(外喉頭筋)が関わっています。
緊張すると声帯の動きが制限され、音程が不安定になるのです。
歌う前にできる簡単なストレッチ
• 両手を高く上げてストンと下ろす
• 首をぐるっと回してほぐす
たったこれだけでも喉周りがゆるみ、声が出しやすくなります。
自分の声を録音して聴く
人は自分の声を「骨伝導」でも聞いているため、実際よりも低く響いて聞こえます。
そのため「自分では合っているつもり」でも、周囲には音程がずれて聞こえることがよくあります。
スマホで構いませんので、自分の歌を録音して聴いてみましょう。
客観的に聞くことで「ここがズレている」と気付きやすくなります。
よりクリアに録音するなら、スマホ用マイクやICレコーダーがあると便利
歌の練習におすすめのスマホ用マイクとして、「SHURE MOTIV MV88+」(iPhone用)、「ZOOM iQ7」(iPhone/iPad用)、「SYNCO G2 Max」(ワイヤレスピンマイク・スマホ用)などが評価されています。
私はiPhoneを使用していますので、iPhone向けのおすすめをご紹介します。
iPhone向けおすすめ
SHURE MOTIV MV88+
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- Lightning対応、USB-Cモデルでも変換アダプタ経由で利用可能
- 専用アプリで音質調整ができ、安定性・音質ともに高評価
- ボーカル録音の定番
ZOOM iQ7
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- Lightning接続で高音質録音が可能
- MSステレオ方式で録音の幅を調整できる
- 純正アダプタを使えば最新iPhoneにも対応
- 歌練習・動画撮影に最適
SYNCO G2 Max
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- USB-C変換で最新iPhoneにも対応
- 小型ワイヤレス型で使いやすい
- デュアルチャンネル録音、8GB内蔵ストレージ搭載
- 歌録音や配信に汎用性が高い
3機種ともLightning/USB-CどちらのiPhoneでも、純正アダプタや変換ケーブルを使えば問題なく利用できます。
体験談:小さな変化が自信につながる
うちの息子も、最初は「歌いたいけど下手だからイヤだ」と落ち込むことがありました。
でも「集中して聴く」「喉をほぐす」「録音してみる」を続けることで、前より音が安定するように。
小さな改善でも、本人の自信につながっていきました。
大切なのは、一気に上手くなることよりも「昨日より少し良くなった」と感じられることだと思います。
まとめ
- 歌は「才能」ではなく「習慣と工夫」で改善できる
- 集中して聴き、喉をリラックスし、録音で客観視する
- 小さな一歩を積み重ねることが、音痴克服の近道
もし「もっと本格的に上達したい」と思ったら、ボイトレ本やオンラインレッスンを取り入れるのもおすすめです。
歌うことが好きなら、誰でも少しずつ成長できます。
自分の声と仲良くなりながら、楽しい歌の時間を増やしていきましょう。


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