練習は裏切らない

ピアノ

ピアノの練習って、皆さんどんなイメージがありますか?
なかなかうまくいかなくてイヤだなー。
めんどくさいなー。
意味あるのかなー。
なんて声もあるかもしれないですね。

確かに、ピアノの練習ってつらい面もあると思います。

憧れのピアニストがいるとします。
そのピアニストの弾く曲は、どれも美しく聴こえますよね。
聴き入ってしまいますよね。

でも決して比べてはいけません。
比べると自分の弾けなさが際立ってしまって、自分は弾くべきではない、とまで思ってしまうこともあります。

ちょっと落ち着いて考えてみてください。
そのピアニストだって、長い間ひたすら地道に練習してきたから、コンサートで輝かしい演奏ができるようになったのです。
ほんとうに、ひたすら、地道に。
もう、練習というか、修行。

そう思えば、自分の練習が足りなすぎることが浮き彫りになってきます。
できなくて当たり前です。
練習が足りてないのです。
上手になりたかったら、ひたすら、地道に、こつこつと、練習するしかないのです。

さあ、イヤになっている暇はありませんよね!
とにかくずっとピアノに向かうのです!

 

まあ、そんなふうに書いてきましたが…。

ちょっと立ち止まって、もう少し考えてみましょう。
あなたは何故ピアノを弾くのですか?
ピアノは、人生の優先順位の、何番目ですか?

人それぞれ、優先順位が違うと思います。
ピアノより、家族との時間を大切にしたい。
まずは仕事。
外に出かけたい。
ゲームしたい。

ピアノの楽しみ方は人それぞれです。
どれだけ練習に時間を割けるかも、人それぞれです。

それぞれの人に、共通して伝えられることがあります。
それは、練習は裏切らないということ。
どれだけ練習してもうまくならない、と感じる方もいるようですが、自分では分からないだけで、うまくなっています。

練習した分、もっといえば、練習して失敗した分、こうすると失敗すると分かった分、必ず上達するのです。

毎日5分だけでも練習を続けてください。
そうすると、ある日突然、弾けるようになる日が来るのです。
あんなに何回やっても弾けなかったところが、突然弾けるようになる。
経験したことがある人もいるでしょう。
脳の中の点と点が、線で繋がる瞬間です。

これは、何歳の人でも同じです。
諦めてはいけません。
諦めたら、弾けるものも弾けなくなります。

練習は地味な作業で、イヤになることもあるかもしれません。
でもこのことを頭の片隅に入れておいたら、少し、練習を続けやすくなるかもしれません。

ピアノをがんばりたい人を、応援しています。

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