音楽

作曲家

「赤とんぼ」に込められた思い──山田耕筰と懐かしい風景

♪ 夕焼け小焼けの 赤とんぼ負われて見たのは いつの日か ♪この「赤とんぼ」を聴くと、胸の奥に夕方の静かな風が吹くような気がします。でも、この歌に描かれているのは、現代の子どもたちにとっては少し遠い昔の風景です。“負われて見た”という表現。...
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鳥の声、そして楽器の日

今日も粛々とゴミ出しに行ってきました。今回は、前回やっておけばよかったと思っていた「鳥の鳴き声の録音」ができました。朝から、いい声が聴けて嬉しかったです。通勤途中には、真っ白な鷺が大きな翼を広げて、車の前を横切っていきました。なんだか、いい...
音楽

シューベルト「糸車によるグレートヒェン」――初めて出会ったドイツ歌曲

今日は、私が大学時代に歌った思い出の一曲、シューベルトの歌曲「糸車によるグレートヒェン(Gretchen am Spinnrade)」をご紹介します。この曲は、作曲家フランツ・シューベルトが17歳のときに書いた作品で、ドイツの詩人ゲーテの有...
音楽

童謡の中の物語

6月といえば、雨。この季節にふと思い浮かんだのが、「あめふりくまのこ」です。物語になっていて、かわいくて楽しい曲ですよね。まるで絵本をめくっているような気持ちになります。雨の中、くまのこが川の水をじっと見つめて、さかながいるかどうかをのぞき...
作曲家

「ピアノの詩人」ショパン 〜心に語りかける音楽〜

音楽を聴いて、涙が出そうになったり、心が動いたりしたことはありますか?言葉ではうまく説明できないのに、ある旋律に触れた瞬間、なぜか胸がいっぱいになる──そんな経験をしたことがある人は、きっと少なくないと思います。ショパンの音楽には、まさにそ...
作曲家

バッハって、こんなに自由だった⁉︎

バッハって、どんなイメージがありますか?なんだか“真面目で厳格”な人、という印象を持っている方も多いのではないでしょうか。たとえば、バッハの「インベンション」(ピアノ独奏曲集)は、右手と左手が模倣し合いながら対位法的に絡み合い、複雑で奥深い...
音楽

心に寄り添う、ピアノ弾き語りというかたち

どんなときに、どんな音楽を聴きますか?そのときによって、聴きたい音楽が変わるのではないでしょうか。がんばりたいときには応援歌のような元気な曲だったり、落ち着きたいときには静かなスローテンポの曲だったり…。私は、自分や家族がしんどいとき、静か...
音楽

歌うときに気を付けること―聴く人の心に届く歌い方とは?

歌うことが好きですか?それこそ声を出すだけでも気分が晴れたりして気持ちがいいものです。歌うことはそこに、感情や思いが乗ります。泣けることもあります。でも本当に泣いてしまったら、聴いている人には伝えたいことが伝わらないです。自分のために歌うな...
音楽

電子楽譜がとっても便利!3つのメリット

演奏の練習に、楽譜が必要ですよね。もちろん楽譜なしの演奏もありますが、楽譜があると便利です。何の音だったか忘れても書いてあるから大丈夫ですし、こうやって演奏したいというメモ書きをすることもできます。楽譜には、紙のものと、電子のものがあります...
音楽

電車でお出かけ

今日は雨の激しい1日でした。珍しく予定が入っていなかったので、思い立って電車で出かけることにしました。電車に乗るのはもう10年以上ぶりです。普段は車での移動ですので、ちょっと緊張しました。行きはすいていて、座ることができました。車で行くより...
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